低所得について思うこと
すこし前になりますが、市民税と県民税の納税通知書がきて
前年度の所得が書いてあったんですけど
ずばり公表すると
平成26年度の私の所得、85万円弱でした。
うそでしょ。
この現実を突きつけられたときに
ざっくり3種類の気持ちを抱きました。
⒈私ってなんて恵まれているんだろう、という「感謝」。
⒉いやでもこれ結構やばいんじゃね?という「焦り」。
⒊実際そんなにお金なくても生きていけるのでは、という「希望」。
ひとつずつ見ていきましょう。(誰)
⒈私ってなんて恵まれているんだろう、という「感謝」。
この一年間、まあ贅沢はできなかったけど、
特別に節約していたわけでもないんです。
少なくとも私は生活に満足していたし、
世間一般から見ても「健康で文化的」な生活を営んでいたと自負しています。
年間85万円以内の生活に満足できるって、
すごくお得な性格だと思うんです。
そして、すごく恵まれた環境にいたんだと思う。
家賃安いし、野菜安いし(しばしばもらえるし)、湧き水あるし。
納税通知書が来なければ
自分が低所得だということに気がつかなかったかもしれん。
納税通知書さえ来なければ・・・!
⒉いやでもこれ結構やばいんじゃね?という「焦り」。
厚生労働省の統計を見ると、
可処分所得85万円って、普通に貧困線を下回っているんですよね。
私は社会福祉学専攻でしたが、
学生のときには自分が貧困世帯に分類される日が来ようとは
夢にも思っていませんでした。
ちなみに平成24年の貧困線は122万円です。(厚生労働省「平成25年調査」)
思わず調べちゃったよ!だいぶ下回ってるじゃんかよ!
え、私貧困世帯なの?どうなの?貧困ってやばいの?
ちょっと焦ります。
⒊実際そんなにお金なくても生きていけるのでは、という「希望」。
学生のとき、なんとなく「年収200万円はないとキツイよね」
というイメージがあったのですが、
実際に年収200万どころか120万も稼いでいない一年間を過ごしてみると
「年収200万円はないとキツイよね」は思い込みであったことが
分かりました。
イケダハヤトさんの本を読むまでもなく、
年収150万円以下で自由に生きていました。
年収の基準は、ずばり「人による」ということです。
住んでる場所にもよるし、生活スタイルにもよるし、
養う家族がいるか、とか
当たり前だけど、最低必要な収入というのは「人による」。
だから低所得で悩んでいる人は希望を持って欲しいです。
住んでる場所を変えてみたり(東京から信州に引っ越しました。こちらには家賃1万9千円のアパートもあります。)
生活スタイルを変えてみたり(飲み会やランチがなくなって交際費が大幅にカットされました)
してみたら、意外と低所得でもやっていけるかもしれません。
田舎には仕事がないと言いますが、あれ嘘です。
とりあえず仕事見つけて真面目に働いていれば、
地元の人から求人情報を含む様々な情報をもらうことができます。
養う家族ができた場合については、
まだ未経験なのでなんとも言えません。
でもその辺に関しても、様々な思い込みがあるはずなので
「お金がない」という理由で結婚しなかったり、子どもを産まないのは
もったいないのかなと思います。
以上、低所得について思うことでした。
高所得で自由に生きたいと思うのが本音です。(あれ)
お金があればもう一回行きたい南の島。