おいちゃんの森。

おいちゃんの頭の中。

土曜日、子育てひろばにて。

土曜日、ちょくちょく通っている子育てひろばに行ったら、

「お父さんと子ども」のペアが二組いた。

一組は子どもが二人だったから、ペアではないか。

まあとにかく、お母さんが不在の、お父さんと子どもだけの組み合わせ。

 

ちょっと前なら見られない光景なんだろうなあと思いながら、

チラチラ見てしまう。

 

私も夫に子どもを託して、一人で行動することがある。当然にある。

自分の父親も普通に育児をする人で、

いわゆる「家庭を省みないお父さん」ではなかった。

にもかかわらず、私にとっても、

「父親が(一人で)育児をする姿」は、まだ当たり前になっていないんだろう。

 

父親も育児をすべきだ。

とは思っていない。

 

 

家事育児の負担の割合は、

パートナー同士で納得の上ならなんでもいいんだろうと思う。

育児の負担が女性に偏っているというのは、

人間性、パートナーシップの問題でもある。

けれど、男性の育休取得が進まなかったり、長時間労働で家に帰れなかったり、

残業はなくなっても家に帰らない人が多かったり(フラリーマンというらしい)

って話を聞くと、やっぱり社会の問題なのだな。

「家事育児は女の仕事」という価値観。

時代遅れなようで、まだまだ根強い。

 

 

そんなわけでまだまだだけれど、

「父親も育児をすべきだ」というプレッシャーは年々高まっている。

親であることを楽しみたい、という男性にとっては追い風だ。

制度と風土が整えば、もっと家族の時間を持ちたい。

こういう男性も、きっと多いと思う。これからもっと増えるだろう。

 

子どもは女性だけでは生まれない。

「子どもが小さいときにしかできないことがある」のは、母親も父親も同じ。

楽しくて、退屈で、愛しくて、腹立たしいこの時間を、一緒に楽しもう。

 

ウェットティッシュを脇に置き、せわしなくおにぎりを頬張りながら、

小さい子どもにお弁当を食べさせているお父さんを見ながら考えていたこと。

チラチラ見ててすみませんでした。

 

 

(おまけ)

子どもが生後5ヶ月くらいのときに、

この子育てひろばで赤ちゃん連れのお父さんとおしゃべりする機会があった。

「妻は今寝てます」という話を聞いて、

後光が指しているように見えた思い出がある。

お父さん、グッジョブ!!